スピリチュアルな個人

スピリチュアルな個人

宇宙の生命の流れとその法則

人生とは、自己を磨くための経験です。
自己を磨くとは、自分自身を広げていく事、つまり、個人的な特徴や経験から出発し、自分自身を内なる、そして外なる生命の要素として捉えることを学ぶことです。

真の健康とは、自分の人生、環境、そして世界に調和的に溶け込んでいると感じることです。

大きなことでも小さなことでも、自分の衝動と一致し、完全に満たされたと感じられる瞬間は、私たちに喜びと達成感を与えてくれます。

私たちは、他者、愛する人たちと真に繋がっている時に喜びに満たされますが、会社の同僚や近所の隣人とつながっている時であっても、喜びに満たされます。

こうした人々は根本的な関係を体現しているわけではありませんが、人間同士の関係の深さというものには単なる知り合いも含まれるということを、私たちに思い出させてくれます。

このような関係性を、過剰に与えたり多くを求め過ぎたりすることなく適切に探求することで、社会的な動物である人類に必要な共同体意識を育むことができます。

私たちは、宇宙の生命の流れとその法則に深く繋がっていると感じるとき、喜びに満たされます。

健康な人間─スピリチュアルな人間 

健康な人間とは、スピリチュアルな人間のことです。

ここで言うスピリチュアルというのは、教義的なものによって何かを解決しようとするようなスピリチュアリティではなく、むしろ思考を制限するような制約から離れ、自発的に探求され、内面の奥深くで感じられ、自分自身と他者に対して自由に表現されるようなスピリチュアリティのことです。

ヒーリングとスピリチュアルヒーラーについては、別の項目でお話ししますが、私たちがここで話している真の癒し手としてのヒーラーというのは、宗教や信仰に基づいて行動したり、クライアントに自分の信仰や思想を押し付けたりするヒーラーのことではありません。

むしろ、個人が自分自身のこのスピリチュアルな面について深く考えるように導くヒーラーのことです。

そのプロセスは、その人のらゆる部分に影響を与え、それらがすべて再構成されることで健康を創り出すというホリスティックな原則に基づいています。

スピリチュアルであるというのは、単に生きているから生きる、生活のために生きるのではなく、人生に対して自分自身の意識的な立ち位置をとしっかり持つことを意味します。