治療のためのプラーナ

プラノテラピーとヒーラー

治療のためのプラーナ

ヒーラーの中継するプラーナ

私たち人間にとって治療のプラーナについて、お話ししましょう。

ヒーラーが用いるプラーナはすべて同じ種類ではなく、その起源や、プラノテラピストがプラーナを採取できる場所によって、質や機能が異なります。

ヒーラーは、プラーナをフィルタリング(濾過、精選)するプリズムのような機能をします。

ヒーラーは、自分自身のエネルギーをヒーリングに決して持ち込まず、また自分自身のエネルギーを与えることも決してありません。

これは実際、不可能なことであり、もし自分の生命エネルギーを用いるであれば、ほんの数回のヒーリングで、ヒーラーは生命の危険にさらされるほど自身の活力を失ってしいます。

クライアントは、ヒーリングを受けてている際中、エネルギーを補給していくと同時に、病んだ汚染されたエネルギーを放出していきます。それは、容易に感染させてしまうものです。

この放出されたネガティブなエネルギーは、ヒーラー個人のエネルギーと相互作用しやすく、ヒーラーはまずこのプロセスから身を守り、次に自分自身を放出できなければなりません。

どのヒーラー、どのスクールも独自のメソッドを持っていますが、時にはそれが効果的ではなく、危険にさらされることもあります。

(ダマヌールでは、まず最初に、放出の重要さを学び、理解した上で、ヒーリングをスタートします。ダマヌールでは、放出のシステムが完璧に整備されていることから、ヒーラーは常に安全に守られています。)

超常現象と治癒的エネルギーの違い

ある人々の本能的な生命エネルギーの高まりが、キルリアン写真などに映し出されることがあります。

しかし、それが必ずしも、その人がエネルギーや生命力に満ち溢れていて、とりわけそれを他人に伝えたり、癒しの力を持っているということではありません。

それはその人が正しい知識を持たずに、単に、自分自身のサトルボディ内のチャネルを通じて、あるいは外部から来る現象を通して、何らかの生命エネルギーの源を自然にチャネルしているだけなのです。

場合によっては、このような自発的なエネルギー放出の根っこに、その人の精神的・肉体的なバランスの崩れがあり、それがこのメカニズムを引き起こしていることもあります。

これらの極端な例は、家の中で、物音や物体の移動、破損、火災が発生するような現象を起こします。
それらはポルターガイストと呼ばれたりもします。

しかし、もし、このような状況が起きたとしても、怖がる必要はありません。

なぜなら、それは通常は眠っている人間の精神(マインド)の通常の可能性の一つに過ぎないからです。

むしろ、こういった現象が偶然生じるということは、その能力を使うための素質が自然に発現しているケースが多く、その能力を磨き、成熟させていくことは、とても有益なことです。

ただし、その能力に、治療的な価値はありません。

コントロール不能な生体エネルギーの放出は、超常現象の範疇に属します。

しかし、このような現象が起きた場合でも、超自然的現象ではなく自然現象であると捉えることで、適切に対処できます。

この現象の関係者に対してエネルギーのバランス調整(つまりプラノテラピー)を行うことが、問題を解決する最善の方法となる可能性が高いでしょう。

結局のところ、これは一人または複数の人々のエネルギー的な発現を教育するということなのです!

私たちは、そこに住む人々にプラノテラピーを行い、同時にこれらの人々の間の人間関係と、コミュニケーションを再構築することにより、その環境をコントロール不能な現象から≪解放≫させてきました。
私たちは、このようなエネルギーに関する領域での様々な経験を得て、安心しています。

世の中には、強い人間味にあふれ、周囲にユーモアや楽観的な気持ちを呼び起こし、人々を元気づけ、問題解決の手助けさえできるような人がいます。

しかし、それが、その人が治療のためのプラーナを中継できるということではありません。