自己管理
呼吸
生命の基盤となる事象である呼吸
プラノテラピーで自分自身を癒し、心身ともに健康になり、自分自身を信頼できるようになるのになるために重要なことは、「ちゃんと呼吸できる」ということです。
自然な行為であり、あらゆる生き物がなによりも先に学ぶ行為であるこの呼吸こそが、私たちが行う最も洗練された、そして最も多くの意味合いを持つ行為なのです。
私たちの生命全体の基盤となる事象は、呼吸です。
そしてその核心は、医学的に見ると抗発癌作用を持つ要素なのです。
現代では、抗酸化物質であるビタミンCの摂取が推奨され、多く摂取されています。
(昨今は、老化予防、免疫力向上、疲労回復などを目的に、濃度ビタミンC点滴などの点滴療法や、オゾン療法、水素吸入などの抗酸化療法も普及しています。)
しかし、私たちは、最高の抗酸化物質であり、血液に酸素を供給し、プラーナ(生命エネルギー)を供給する主要な要素である「呼吸」を忘れてはいけません。
何よりもまず、健康でいるために、もしくは健康を取り戻すために、人はちゃんと呼吸できなければなりません。
プラノテラピーを受ける際にも、呼吸が重要になります。
正しい呼吸は、プラーナのエネルギをー吸収し、分配するのに重要です。
また、ヒーラーとクライアントの間に波動的な同調を確立させてくれます。
空気というエレメント
コミュニケーションの媒体でもある空気というエレメントとの関係性に、意識を向けることが必要です。
私たちは海水浴をするように、空気を浴びるべきです。
さらに、私たちは常に空気を浴びていることを知り、意識的に喜んで空気を受け入れ、完全に空気に身をさらし、服を脱ぎ、空気が体の上を流れるのを感じましょう。
そして、空気との接触によって生じる感覚をより深く感じ取り、常に空気に触れている部分(顔や手など)と、常に覆われている部分(体、そして最もデリケートな部分まで)との知覚の違いを感じてみましょう。
空気が私たちの中に浸透し、肺で酸素と老廃物を交換しながらそこに留まり、体から出て行く様子を追ってみましょう。
空気と共に私たちの身体を旅しましょう。このようにして、再び私たち自身の宇宙の中を旅するのです。
リラックスするための呼吸
調和のとれた健康管理のプロセスには、まず第一に、呼吸への意識を取り戻すことが必要です。
毎日の呼吸に注意を払うことは重要です。
リラックスしているときにだけ、呼吸がうまくできます。
呼吸をするためにトレーニングやヨガやその他のテクニックをする必要ありません。
私たちはただ、リラックスするための呼吸を学びます。
呼吸はまた、個人の中に、ある一定の秩序と調和のある生命を生み出すとも考えられています。
長い呼吸は、緊張をほどき、安らぎ、幸福感、そして静寂をもたらします。
一日を通して自分の呼吸に意識を向け、さらに夜、以下を実践をしましょう。
眠りにつく前の10分間の深呼吸
眠りにつく前に、10分間ゆっくりと深い呼吸しましょう。
そうすることで、呼吸器系を整え、エネルギーを再編成することができます。
これは人体の保健、衛生に関わる事柄です。
私たちは常に手や足、その他体のあらゆる部分を洗うことを忘れませんが、血液や肺を浄化すること、ひいては内臓全体をきれいにすることについては、ほとんど意識していません。
体液や組織に十分な酸素を供給することは、非常に重要です。
眠りに向けて体を整えることで、私たちは単に睡眠するのではなく、真に休息し、エネルギーを回復させることができるのです。
また、呼吸は感情を解放し、体のあらゆる部分をリラックスさせ、その日の記憶を整理するのに役立つちます。
眠る前の呼吸によって私たちは緊張を解消し、それによって「夢の世界が本来あるべき姿で表現されること」が可能になります。すると、「夢がまず無意識を浄化する役割を担う必要」がなくなります。
私たちはすべての方に、特にプラノテラピーを受けている皆様には、寝る前の呼吸法をお勧めしています。
遠隔のプラノテラピーを受ける際にも、このプラーナの呼吸を行います。
その方達のために用意されたエネルギーの貯蔵庫があり、この呼吸を通して、そこからエネルギーを受け取ります。
